FC2ブログ
 
 

無慈悲なくーなな

□ スポンサー広告 □

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

拍手、頂けましたらとても励みになります♡byくーなな⇒ 
*    *    *

Information

□ 躾-飴と鞭- □

躾-飴と鞭-⑩【※R18】

Make a splash wherever you go!
Make a splash wherever you go! / Vikram Vetrivel


◇これより先、R-18指定となりますので、ご注意ください。※BL/腐向けです。

2015y09m09d_011824255.jpg
   




「…ふぅ…ッ」
「……っ…」

互いの唇がようやく交わりを解くと、まるで銀糸が架け橋のように間で繋がっていた。
七王は久遠とのキスから解放されると、一息つく暇もなく驚きを受ける。

「…――っ、な何…っ!?」

何の前触れもなく、突然視界がひやりとする柔らかい何かに遮られたのだ。
それは久遠の手によってなされ、すぐに頭の後ろでしゅる…と衣擦れの音が聞こえた。七王は急に周囲が何も見えなくなり、戸惑うしかない。
それも、どこかで覚えのある質感に両眼から後頭部を包まれていると感じた。
これは…?と思ったそばから、七王はそれが何であるか即座に理解する。
朝の出勤前や夜の帰宅時、必ず自らの手で結び、解いているもの――つまりネクタイであると。
両手を縛られただけでは飽き足らず、しまいには視界までこうして相川に奪われてしまったのだと分かった。

「…相、川……――っ、やッ」

そうしてまた執拗に乳首を攻めたてられる。
焦らすように頂きの輪をそっとくすぐるようになぞられたかと思うと、間髪入れず連続的につねられて、七王はそのむず痒さと鈍い痛みに思わず腰をくねらせた。連動し、未だ入れっぱなしになっている後孔が、乞うように更にひくつくのを感じた。

視界が塞がれると、途端に全身が鋭敏になったように感じてしまうのが我ながら不思議だった。
互いの息遣いや、汗の香り、体温、鼓動、僅かな衣擦れの音でさえ、さっきよりずっと身近に何倍も濃く感じ取れているように思えてならない。感覚が研ぎ澄まされているのだと。
それはこの状況に興奮しているだけだと言われれば、そうである事も確かに七王は否めなかった。

けれども今1番気になるのは、自身の尖りを散々弄んでいる久遠の悪戯な指先で、それに反応する痛いほど張りつめた己の性器がより一層苦しかった。

「っあ、ふぅ、…ンッ、はぁ…っつ」

膨らんだ乳首が、いつものように久遠の熱い舌にねぶられたいと主張している…。
――後少し、ほんの少しの刺激でイける気がすると、七王は久遠の腕の中で切なく身震いした。
しかしそれは叶えられることなく、決定的な刺激は与えられず行為は進むばかりだった。

「ん、はァ…ッ、あ、あっ…、やぅ…」

強く摘ままれ、柔く撫でられ、また摘ままれる。思わぬリピートに、七王はびくびくと震え上がる。
その淡々とした緩急が、七王には何よりもの悩ましい締め付けとなり、ひたすら長く感じた。ものの数分の出来事とはとても思えなかった。

両目から余計な情報が入らないだけに、相川の動きが予測できない。シャットアウトされていると、相川の愛撫をいつも以上に敏感に感じてしまう…。
元々が感じやすい性質とは言え、今はそれ以上に七王は高感度になっていると言えた。

ただ一つ残念なのは、相川が自分を抱く時の、あの余裕のない熱と劣情を宿した雄の眼差しを見ることができないことだった。

――肝心な所に触れてくれるのは、いつなのか。次か次かと浅ましく望んでしまう。
時折気まぐれのように噛んでくる、肩先にかかる熱い吐息が久遠の余裕のなさであって欲しいと七王は期待した。

じりじりとした強い灼熱に徐々に身を焦がされているようで、解放されない熱がただただ苦しい。どうにかしたくて、七王は無意識に切なげな掠れ声を出し、空気を震わせた。
先走りを零し続ける性器は先端から根元まで流れを生み、やがて七王のなめらかな腿の内側までにも透明な流れを作った。

「…っ、相川…も、もう…っ!」

とにかくこの熱を解き放つような決定打が欲しいと、七王は息を詰めながら言葉に想いをのせる。体内は収縮しっぱなしで、侵入した久遠に吸い付くように絡み、先程からねだり続けていた。

「っ、あ…っ……!」

不意に久遠の筋張った大きな掌が、七王を包む。
全体を軽く撫で上げられ、まるでその形を確かめるようにじっくりと性器へ絡み始めた。
ようやく待ちわびた瞬間が来たのだと、七王は余計な力が抜けほっとする。後はもはや久遠に何もかも委ねればいいのだと、心から安堵した。

持ち上げられる必要もなく、とうに上向きになっている自身の欲望は、よく知っている久遠の指の温かさを歓迎しその手に寄り添う。
しかし最後まで導いてくれるはずの手は、七王の意に反して竿を強く握り、続いて先端を親指の腹でぐっと塞ぎにかかった。

「…――!?あ…、相川……っ!?」
「……優しくしていたら、お仕置きになりませんからね…」

自分の望みとは逆に鈴口に完全に蓋をされ、七王は狼狽する。久遠の行動と言葉に、火照っていた全身から、サーッと熱の引いていく困惑が七王を襲った。

「…やッ、あぅ…っ!」

久遠はそのまま片方の手で七王を抱きかかえるように後ろから手をまわすと、すぐ傍の壁際に七王を素早くもたれさせた。
矢庭に座位から膝立ちにされ、七王は久遠と壁に挟まれる。押し付けられた壁の冷たさが、熱を帯びた七王にはひやりと少し気持ちが良かった。

そしてそうするや否や、久遠は埋め込んでいた灼熱をずるりと引き抜き、再び内壁を抉るように深く突き進めてきた。

「あう…っ!やァ、ひっん…く…ッ、んんァ、あぁ…っ」

七王の性器の捌け口を指で留めたまま、久遠は容赦なくガツガツと腰を振り始める。
今まで我慢していた衝動を、久遠は存分にぶつけていくかのように七王に畳みかけた。
激しい抜き差しに七王はガクガクとされるがまま、壁に頬と胸を擦りつける。

「ひ…っ!うぁ、…あぃ…かわぁ…っ、やだぁ…っ、放して…、ひんッ…あァ…っ」

七王の途切れ途切れの哀願に久遠は耳を貸すことなく、最奥に己を焼き付けるばかりだった。


《続く→》

→ BACK
→ NEXT

| Comments (★) |



関連記事

拍手、頂けましたらとても励みになります♡byくーなな⇒ 
*    *    *

Information



【商業BLコミックランキング】
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。